今日も明日もシンプルライフ

アラフォー主婦兼ヨガ講師です。ココロも体も軽やなシンプルライフを目指しています♪

ミニマリズムとアウトドア

プロアドベンチャーレーサーの田中陽希さん。
昨年7ヶ月ぐらいかけて日本全国の200名山を人力踏破するという偉業を成し遂げられました。

彼の道中をテレビ番組で放送していたので毎回録画して観てきました。

登山だけでなく、移動のロードも完全に人力です。
車や電車などの乗り物には一切頼らず、海はカヤックを自分で漕いで渡るという完全な人力。

毎回見るたびに、この人は超人だな~!と口を半開きであっけにとられながら見守ってきました。

あっけにとられるだけでなく、彼からは究極のミニマリズムを感じましたよ。
200名山とロードを全て自力で踏破するには、荷物は必要最低限にしなくてはいけません。

目の前の目標を達成するために必要最低限の持ち物で挑む。
人の力ではどうにもならない自然と向き合いながら、道中で出会う自然や食べ物や水、寝床やお風呂という当たり前の物に感謝しながら進んでいく。
何も持たない、何もできないからこそ、今ある物事をしっかりと味わえるし楽しめるし感謝もできる。

怪我や迷いや悩みに真っ向から向き合いながらひとつひとつ乗り越えていく…
とても素敵な生きざまをみさせてもらった気分でした。
人間の原点のようなものはこれだったんじゃないかな。
とてもシンプルで面白い。

今は取り囲む物事が多すぎて頭の中ゴチャゴチャです。疲れます。

登山がちょっとしたブームになっているのも、疲れた現代人にとっての自然な流れなのかもしれないですね。

私はアウトドアな人間ではありませんが、シンプルライフ、ミニマリズムを生活の軸にするようになってから、無性に外へ出ていきたくなります。
それは身軽になってきたからですね、きっと。
物やカタチにこだわらず、快適な格好でふらっと出ていく…。
大げさですが、「生きてる」っていう感じがするのです。その身軽さのおかげで。

文明の利器から離れたアウトドアも、物に頼らず楽しめたら心から自然と自分が調和できるような気がします。
ミニマリストにはピッタリなのかも?

いきなり本格的なアウトドアは無理ですが、近場で登山やキャンプなどしていきたいです。

ありがとうミニマリズム
ミニマリズムは人生を楽しむ方法を教えてくれるのかもしれません。