新撰組コミック「風光る」

私がこれまでにハマりにハマッたコミックといえば！

「風光る」

女優の杏さんが自身の著書で紹介していて、興味を持って読み始めたのでした。

幕末の志士、新撰組が中心のお話しです。

幕末というと歴史の流れも複雑でとっつきにくいイメージがありますよね？
でも新撰組を知ると、幕末全体が一度によくわかりますよ！

徳川幕府の最後の将軍を守ろうとする新撰組。
そしてそれに対して新しい日本を作ろうとする尊皇攘夷派などの新政府勢力。
どちらの勢力も迷い揺れながら激動の時代を生きていくんですね。

このコミックは、主人公が架空の人物で、正体は医者の娘なのに父親と兄の仇を討つために男子に変装して新撰組の隊員となり奮闘していきます。
架空とはいっても全くの架空でもないらしく、実在の医者の娘で新撰組隊員と深い関わりがあった人物をモデルにしているようです。

そして新撰組隊員ナンバーワンの剣士、沖田総司が準主人公。
この沖田総司、不思議な魅力で読者を引き込んでくれます！
新撰組の局長、近藤勇。副長、土方歳三などなど…あらゆる登場人物が細かく丁寧に描かれていて本当に読み応えがあり面白い！
日本史好きなのに幕末は苦手だった私も、このコミックのお陰で幕末の虜になったぐらいです。

新撰組や幕末に興味がありつつもとっつけない方にお薦めのコミックです。