ミニマリズムは流行ではなく自然な流れ

最近この２冊を読みました。

「ものと別れる！生き方の整理整頓」
著者はフリーのジャーナリストの女性。
世界中を飛び回る著者が身軽に動くために身の回りをシンプル化していく過程が書かれています。
生き方の整理整頓。
うーん…ほんと断捨離やシンプル化は自分の生き方を見つめ直す過程です。

もうひとつ、「スマートサイジング」を読むと、つくづくミニマリズムは先進国の自然な流れのように思えます。
どちらの本もアメリカの人々のシンプルライフを書いています。

日本より一足先に物質的に豊かになったアメリカ。
もう何もかも手に入れた人々が次に求めるのは、物のない生活。
日本も今、人々は物を手に入れ過ぎて疲れ果て、自分が自分らしく生きるために本当に大切なことは何かに気付き始め、その流れで自然と断捨離やミニマリズムが注目されていると思います。

ミニマリズムは単なるライフスタイルの流行りではないです。
震災などの自然災害も経験して人々が気付いたことです。
最近はテレビなどで中国人の爆買いが取り上げられたりしていますが、今爆買いをしている人々も、10年後ぐらいには断捨離に目覚めているかもしれませんね。