子どものシンプルさから学ぶこと
子どもは純粋で素直で、シンプルそのものですね。
成長と共に複雑になり、抱える物事も多くなるのは当然ですが、幼い時の純粋さはその人の基盤となる大事な要素だと思います。大人になるにつれてその素直さが隠れてしまっても、またふとしたときに取り戻してほしいものです。
娘が持っている湯呑み。
祖母から母へ、そして私が受け継いだ物ですが、お気に入りなので大事に食器棚の奥にしまいこんだままでした。
食器棚の中を見直していたとき、このお気に入りを使わないなんて勿体無い、毎日使って小さな幸せを感じたいと思い、表に出して使い始めました。
それを見た娘が、「このコップかわいいね~。これでのんでみたいなー」と言い、この湯呑みに「しあわせコップ」という名前を勝手につけました。
自分の手にこの小さな湯呑みを乗せてお茶を一口飲み、「あーしあわせ」と一言。
この娘の素直さに素朴な幸せを感じました。
ただお気に入りの湯呑みでお茶を飲めることの幸せ。
子どもから教えてもらいました。
素敵なことは日々の生活の中にある。
それを素通りせずキャッチできるかどうかで人の幸福度が違ってくるんでしょうね。
幸せは過去にも未来にもない。
今ここにあるんですよね。
これもヨガ哲学です。
(しつこい!?)